介護福祉士に求められる能力

●コミュニケーション能力
介護福祉士として最も重要な能力はやはりコミュニケーション能力になってきます。しかも利用者のみとのコミュニケーションがあればそれでいいというわけではありません。
まずは利用者に家族がいる場合には、家族の人と密接にコミュニケーションをとる必要があります。家族と話すことによって、介護に必要な情報を収集することができます。
●医療関係者との連携
介護福祉士だけではすべての介護を全うすることはできません。医療の関係者や福祉の関係者と連携する必要があります。
●利用者との信頼関係の構築
介護福祉士はいかに利用者の心を開かすことができるかということが重要です。信頼関係を築くことができないと、いろいろな介助をすることができなくなります。
心を開いていない相手に対して入浴を任せるでしょうか?心を開いていない相手が持ってきた食物を口にするでしょうか?
●相手の立場で考える能力
介護福祉士は、相手に対する思いやりをもつ心が必要になります。自分が自分がという意識ではなく、相手の立場に立ってものを考える能力が求められます。
そうすることによって、相手の心をより開くことができるようになるでしょう。
●柔軟性
介護福祉士は、利用者の状態によって、求められることが変わってきます。よって画一的にものを考えるのではなく、柔軟に対応することができるような能力も必要です。